先週から、夜明け前に起きなければならない事が多いです。。
ホントぴったりの曲です。
この曲の何が「夜明け前」を感じさせるんでしょうか。
タイトルや歌詞の内容が、そう感じさせるんではない様に思います。
でもやっぱり朝でもなく夜でもなく夕方でもなく「夜明け前」な感じがします。。
なんとなく。。
よく考えてみればすごい事で、自分は夜明け前に外部からこれと似たような音を聞いた事があるわけでもなく、誰に教えられた訳でもなく、初めて聴いた時から「夜明け前」な感じです。
なんとなく。。
この曲の何らかの要素が鼓膜から脳に伝わり、今までの様々な記憶の中から「夜明け前」を連想させる薄暗さや肌寒さ、静けさ、若しくは言葉にした事のない何かを感じさせているのかもしれません。
今まではその要素が何なのか、人の感覚的な部分を明確にする事が大事かなと思っていましたが、最近は「何となく」で良いような気がしています。
仮に何なのかがわかったとして、それを文字や数字にしてしまった瞬間、一気に幅が狭まってしまい、それ以上試行することをやめてしまうと思います。自分の場合は。。
体験する人が「何となくどう感じるか」
はっきりと答えられるのではなく「何となく」
「何かわかんないけど何となく」ってとこがまた面白くないですか?
何かをつくるときはこの点を大事にし試行し続けたいと、これを書きながら今改めて思いました。